離婚を考える際には『慎重』になることが必要です。
現在付き合っている段階のカップルであれば、たとえすれ違いがあったとしてもやり直すことはそれほど難しいことではないでしょう。しかし結婚して何十年も経っている夫婦が婚姻関係を清算するにはさまざまな労力や手続きが必要となります。
多くの時間をかけて離婚した後、また過去のように夫婦生活に戻りたいと思ったとしても、そう簡単には戻ることはできません。
「離婚後よく考えたらやはり夫婦のままのほうがよかった」「離婚したことを後悔している」ということになっても遅いですね。感情だけで突っ走り、無意味な離婚をしないためには、『本当に離婚という選択が正しいのか?』を考えましょう。
長年の結婚生活の中で、悪いことばかりだったのか?良いことはなかったのか?
相手ばかりに非があるのか?自分には非はないのか?
譲り合ったり思いあったりすることは、今後の生活の中で不可能なのか?
などを、冷静の考えることが必要でしょう。
その中で万が一、やり直せる可能性や躊躇する気持ちが残っているのであれば、『離婚』を考え直すチャンスです。