なぜ浮気をしたのか?との質問に多くの夫は、『自分の居場所がない』『家にいても落ち着かない』と答えるそうです。
なぜ、このように感じる夫が多いのでしょうか?
外で働く時間が長い男性は家を安らぎの場所と感じているようです。
しかし、その安らぎの場所で安らげなくなったら『家に帰るのが辛い』ということになってしまいます。
妻は夫に対して、『高収入で家のことも手伝ってくれる人が理想』だと簡単に言いますが、朝から晩まで仕事をしている夫にとっては、女性が勝手に作りあげた理想に当てはめられても辛いだけなのです。
女性は自分の気持ちを吐露することでストレスを発散しますが、男性の場合は女性から受ける『愚痴』と『批判』で精神的に参ってしまうことが多くあるのです。
男性だから「精神的にも肉体的にも常に強くなければいけない」と考えるのは、女性の勝手な願望なのだと思います。
このような生活が毎日続くことで、『自分の居場所がない』『落ち着かない』と感じるようになるのです。
自分の気持ちを言い出さない夫と夫の気持ちに気が付かない妻、このような状態になると、お互いの気持ちがすれ違うこととなり、近年問題視されている『帰宅恐怖症』や『浮気』をするケースがでてきます。
理想と現実をきちんと理解していかなければ、気づいたときにはすでに遅く、修復不可能な状態になりかねません。