DV(ドメスティックバイオレンス)とは、家庭内・夫婦間・恋人間における暴力のことをさします。
その中でも、夫から妻子へ、男性から恋人への、男性が女性に対して暴力を振るうというケースが最も一般的です。
いくら気の知れた家族や恋人とはいえ、DVは立派な暴力です。
DVによる被害は、ケガなどの身体的な影響にとどまらず、度重なる恐怖から精神に深いダメージを負ったり、時には殺人という結果さえ招いてしまいます。
大半のDV加害者には、自分がDVをしている認識がありません。愛情表現と考えています。一方被害者は、DVを受けていることに気が付かない、気が付いていてもどうしていいかわからないというケースが多いです。身寄りがなかったり、金銭的な問題などがあり、「このまま我慢するしかない。我慢すればいつかはなくなる。」と我慢してしまいます。
しかし、我慢したままではいけません。DV被害の深刻化を防ぐには、一刻も早い対応が大切です。