『現在離婚調停中なのですが、浮気の証拠が欲しい』との相談内容が意外と多いと感じます。
離婚を決意して夫婦間で話し合いを進めていくが『決着がつかない』『話し合いにならない』となれば、
調停離婚を検討される方は多いのではないでしょうか?
調停離婚とは、『家庭裁判所において、夫婦双方が離婚することに同意すれば、調停による離婚が成立する』というものです。
家庭裁判所で行われる夫婦関係調整調停、第三者である調停委員が仲介役として夫婦の関係を調整するのです。離婚時の話し合いにおいて、
中立な立場である調停委員の仲裁の下、夫婦が話し合いをしていく場となります。
つまり、和解の場合だけでなく話し合いにならない場合は不調と言うことにもなりますが、離婚となった場合は財産分与や養育費を話し合うことが可能です。しかし、慰謝料となるとDVや浮気など、精神的苦痛と伴う事項がなければ請求することは不可能です。
DVの場合は医師からの診断書が必要となりますが、浮気の場合は口頭で浮気をしていると憶測を述べても、相手が認めない限り堂々巡りになってしまいます。そこで重要なものが『浮気の証拠』です。
なので、上記のような内容で相談に来られる方が多いということになります。
相手に対し浮気などの疑惑がある場合、証拠があることで離婚調停での話し合いを有利に進めていくことができるのです。
浮気の証拠をしっかり掴み、離婚調停を進めていただきたいです。